【幸せな予言書】すみれちゃんのラストメッセージ「今生には一度きりのものだらけ!」「生きてるってすごいことなんだよ」

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高校2年生になったすみれちゃんが、描き下ろしたラスト・メッセージ。

『かみさまは 小学5年生』(2018年3月)から、世界情勢や地球環境は、目まぐるしく変わってきました。かみさまは、今何を想って何を伝えたいのでしょうか・・

予言めいた”天変地異や世の中の変化”を伝えるのは、自分の役目ではなく、「かみさまからのメッセージでみんなの不安を煽りたいわけじゃない」というすみれちゃん。

「大変な時こそ、”自分の生き方を大切にしてほしい”というメッセージをよくもらうよ。」と話しています。良いこと・悪いことが分かりづらいこの世の中です。だからこそ、”自分はどう生きていきたいか”を意識してほしいと。この本に記されたメッセージが、多くの人の意識を変えていき、自分の人生に向き合うためのヒントになると思います。

本の紹介

『かみさまは 高校2年生』

著者 すみれ

2023年11月10日

出版社 サンマーク出版

なぜこの本を選んだか

小学5年生から高校2年生に成長したすみれちゃんは、どういうことを考えているのかなと、ただただ興味がありました。すみれちゃんの「かみさまからメッセージを受け取る」という能力は、変わらずにあるのか、その能力をどのように受け止めているのか、メッセージを受け取りたいと思いました。

心に響いた箇所5選

かみさまはこう言っていた。「一人一人が生き方を大切にする時が来たんだと思うよ」と。

「世界でいろんな事が起こっている時こそ、自分の生き方に向き合う時なんだ」と。

私はこのメッセージに向き合って考えてみた。この世界ではいろんなことが起こる、だから混乱したり、不安になったりすることも多い。そしてその不安になったり、混乱している時、自分が「こうする」「こう生きる」という『自分の生き方』というよりも、「いつの間にかこう生きていた」という感じになっていることはないだろうか。

・・・・(略)

いつの間にか宝物を無駄にしてしまうこともあるかもしれない。その宝物とは人生の時間のこと。人生の一瞬一瞬のこと。つねに人は、その宝物である人生の時間を使いながら生きている。自分が選んだ生き方をしている時も、「いつの間にかこんな生き方をしていた」という時も、どちらであっても宝物を使っている。

人生という大切な宝物を自分はどんなふうに、どんなところに使いたいのか。

いろんなことがある今だからこそ、いろんなことが起こるこの世界だからこそ、「自分はどう生きるか」を大切に。簡単ではないかもしれないし、難しいことかもしれないけど、今生は一度きりだから。

生きることは、宝物を使うことなんだ!と思うと、どんな時間も宝物なんだと思える・・

どんなことに宝物を使いたいか考える事が、人生を変えていき、やがて世界を変えていくんだね。

優しさや愛。それはとてもシンプルなもの、でもそのシンプルなものが たくさんのものを生んでいる。

誰かや何かを想う心だったり、想う先にある行動だったり。そしてその行動が、誰かを救うこともあるかもしれない。誰かを温めるかもしれない。世界がまたすこし明るくなるかもしれない。

一つのパンに 誰かを救うほどの大きな力があったのは、そこにやさしさがあったから。

優しさや愛は、全ての命の中にある。みんな本当は、優しさも愛も持っています。それをしまったままにするのかどうか。

無理にみんなに優しくしたり、無理に愛を出したりしなさい言っているわけではない。「できそう」と感じた時でいい。

優しさや愛を「出せそう」と感じた時、優しさや愛を「贈れそう」と感じた時にそうしてみて。

一人一人の優しさや愛は、この世界を明るくし、温める力がある。

そして誰かの優しさや愛が、また誰かの優しさや愛を生む。

それを優しさや愛の持ち主である、あなたに知っていてほしい。

優しさや愛はみんな持っている、それをしまったままにするのかどうか、一人一人に問われているんだね。世界は明るい方がいいし、心温まる世界がいい。人を救うのは、その物の先にある、優しさや愛。それが分かりにくくなっているからこそ、心に響くメッセージだね。

気づいたことある?自分のがんばりに、自分ががんばっていることに。

自分って、一番近くにいるけど、一番見えづらい存在。

でもだからこそ、心を向けてあげることが 大切な存在でもある。

なぜ心を向けてあげることが大切だと思う?気づけないから。いろんなことに。

心を向けなきゃ、がんばりにも気づけない。気づけなかったら、「がんばったね」って言ってあげられない。

生きていると、がんばることは 当たり前になるのかもしれない。たしかに、がんばることが求められることはあるし、がんばることが必要な時もある。

でもだからって、がんばれることを当たり前にしなくてもいい。「当たり前だから」って自分のがんばりを無視しなくたっていい。

ただ気づいて、その気づきを 自分自身に伝えてあげる。それが大切。

「がんばったね」って伝えてあげて。「気づいたよ」って教えてあげて。自分自身に。

本当にその通り。自分って、一番見えづらい存在。だからこそ、自分に”心をむけてあげる”

そして、自分を大事にしてあげる。意識していきたいな。

かみさまがよく言っているのは、「自分で何を経験するかをちゃんと選んでね」ってことかな。

自分が辛くなる選択をするのか、それとも自分が幸せを感じる選択をするのか、その一つ一つの選択で、一歩先の未来がすごく変わっていくんだよって。どういう働き方をするのかとか、人と接する時どんな自分でいるのかとか、どんな言葉を選んで日常を過ごすのかとか、どんな行動をするかとか、その一つ一つが選択であり、その一つ一つの選択が未来をつくる。

選択すること、行動すること、全部自分が選択できる。当たり前だけど、当たり前じゃない、日常で意識することが大切なんだね。全部選択なんだ。

一人一人の行動や生き方で、未来は描かれ、つくられる。未来を待つのではありません。つくっていくんです。

この世界に生きてるみんなは、「未来は、どうなるの?」の立場というよりも、「未来を、どうするの?」の立場にいる。

映画で次の展開を待つお客さんのように、「この次どうなるんだろう?」ではなく、「この次どうする?」という、次の展開をつくる側。

『これからの世界』を待つのではなく、『これからの世界』をつくっていく。

この世界に生きる全ての命が それをすることができるから。

この世界の未来は、一人一人の中にあります。

未来は、決まっていない!つくっていく!今もこれからも、変えることができる!そう信じて生きること。未来はどうなるんだろう?と待っていても自分の未来はきりひらけない。そう思うと、一人一人の中にある未来が尊い・・今この瞬間も。

自分の考えや本への想い

この本を読んで、一番大事なメッセージだと感じたこと。それは、どんな未来が来ても、その時、自分がどう生きるか。どう生きたいか。一人一人の生き方が世界をつくるということ。

すみれちゃんは、良い・悪いのジャッジはせず、ひたすら全ての人に当てはまるような言い方で、愛や変化を伝えています。

メッセージを受け取った一人一人に、心の中で自分と向きあい、考えてもらうような本です。生きていると、色んな感情を味わうことがありますが、そんな時こそ、大事にしたいメッセージです。

まとめ

「この世界にいる一人一人がこの世界をつくっていける、変えていける」

すみれちゃんから語られるメッセージは、喜び・幸せ・変化といった、生きるきっかけとなるような愛のメッセージであふれていました。

この地球で生きていく一人一人、いろんな人に読んで感じてほしいです。この世に生を受けて、今生きていることがすごいことだと、感じるだけでも、これからの未来が変わっていいくように思います。